紫外線や経年による、建物の劣化を防ぐために…
コマコーポレーションでは、建物を守るためのさまざまな工事を行っています。
より快適に、より安全に建物を維持するために、経験豊富なスタッフが、建物の状態や構造に合わせて最適に施工いたします。
一般の方はもちろん、工務店やオーナーさまなどもお気軽にご相談ください。
1.アスファルト防水

板紙にアスファルトを染み込ませた建築用の防水材料のことをアスファルトルーフィングと呼びます。 さまざまな種類のルーフィングが存在していますが、アスファルトを用いたものを「アスファルト防水」と分類しています。 アスファルトルーフィングを屋根との間に貼り付けることで、建物に水が侵入することを防ぎます。 二層以上の積層工法が原則で、水密性・耐久性とも高く、施工の不具合が出にくい工法です。
- 主な用途
- ビルやマンションの屋上 / 家屋の屋根 / 壁面など
- 耐用年数
- 約10年
アスファルト防水熱工法
アスファルトルーフィングまたはストレッチルーフィングを約260度~280度に溶解した防水工事用アスファルトを貼り重ねながら施工する工法です。
アスファルト防水トーチ工法
トーチバーナーを使用してルーフィングシートを焙りながら貼り付けていく方法を指します。大掛かりな施工器具を使用せずに施工することができます。
アスファルト防水冷工法
熱工法とは異なり、熱を使わずに防水工事を行う方法を冷工法と呼びます。火気を使用しないため、臭いや煙の心配がありません。ゴムアスファルト粘着層をコーティングしたアスファルトシートを貼り重ねていきます。
シングル葺き工法
薄い板を並べて貼り付けるという、最も基本的な屋根の葺き方を「シングル葺き」と言います。下地処理材を塗布した後、ルーフィングシートを貼り付け、仕上げに屋根材を葺きあげていきます。
2.シート防水

シート防水は、その名の通り、シートを貼り合わせることで建物に水が侵入することを防ぎます。シートの厚みは約1mm~2mm程度の厚みになるため、建材そのものの質感をあまり変化させない仕上がりが期待できます。
シートには塩化ビニル樹脂系シート・加硫ゴム系シート・非加硫ゴム系シートなどの種類があり、それぞれに特性があります。短工期で行うことができるのが特長です。
- 主な用途
- 屋上 / 廊下・バルコニー / ソーラーパネル
- 耐用年数
- 約10年
塩化ビニル系シート防水
仕上がりが美しく、ゴム系シート防水に比べ優れた耐久性があり、長期にわたり、防水工事施工時の状態・鮮やかな色彩を保ちます。
ゴム系シート防水
塩化ビニル系に比べて伸縮性があるため、ALCなどの鉄骨構造屋根の防水に適しています。
3.塗膜防水

塗膜防水は、さまざまな種類の塗布剤を直接建材に塗布することにより、防水層を構成し、建物に水が侵入することを防ぎます。 液状のために複雑な形状の建造物にも採用することができるほか、シームレスで美しい仕上がりが特長です。 毒性や引火性が少ない塗布剤を用いることで、密閉空間でも安心して作業することができます。
- 主な用途
- ベランダや廊下・玄関などの歩行を伴う場所
- 耐用年数
- 約10年
ウレタン塗膜防水
シート防水に比べて、複雑な形状でも施工が可能です。建物の形状などにより厚みを変化させる必要がありますが、シームレスで美しい仕上がりが実現できます。耐候性を向上させるためにトップコートを用いる場合がほとんどです。
アクリルアマルション系塗膜防水
ウレタン塗膜に比べて紫外線への耐候性に優れた塗膜です。
人体への影響がほとんどなく、密閉空間でも安心して作業を行えます。下地への密着性も高いのが特長です。
FRP系塗膜防水
FRP(繊維強化プラスチック)とは、ガラス繊維などで強化されたプラスチック塗膜のことを指します。耐水性はもちろん、強度・耐火性・耐候性にも優れており、バスタブや水槽などにも用いられます。